| Aさん |
今回から各論にはいります。フイルムマルチとして最初に導入されたのは、透明と黒色のフイルムであり、現在も最も広く使われていますね。 |
| B博士 |
透明フイルムはポリエチレンの原体からできる生地のフイルムです。したがって価格を安く設定でき、しかもフイルムマルチの最初のねらいである地温の上昇効果が高いからです。 |
| Aさん |
太陽光線がまともに入り、地温が上がるとなると、雑草が生えやすい。 |
| B博士 |
鍬を用いてマルチをした頃は、フイルム張りも十分とは言えず、雑草がフイルム下に発生、繁茂して困った経験を多くの方がしています。その対策として開発されたのが黒色フイルムです。黒色の材料は無機質のカーボン粉末ですので,褪色性に優れ、雑草を完全に防止出来ます。 |
| Aさん |
地温の上昇は透明フイルムに及ばないが,裸地より高い。雑草防止に加えて、土壌の水分や膨軟性の保持などマルチそのものが持つ利点がある。農家が黒色マルチを積極的に導入したのは当然ですね。 |
| B博士 |
しかし、黒色フイルムマルチは有翅アブラムシやスリップスなどの害虫の飛来が多く,食害やウイルス病の発生につながると言われています。また劣化しやすい欠点もあります。
その対策として、みかど加工(株)ではアルミ粉末処理をしたノックアウト黒(KOブラック)を開発しています。特殊な反射力で害虫飛来にたいし強い忌避効果のあることが実証されています。また、KOブラックは他の黒色フイルムに比べ劣化しにくく、使用後のフイルム除去も容易です。 |
| Aさん |
黒色フイルムが害虫飛来の多いことは知りませんでした。KOつまりノックアウトは害虫に対するノックアウトのわけですね。
KOマルチシリーズとして、KOブラックばかりでなく、KO透明、KOグリーンもありますが、いずれも害虫の飛来防止をねらっているわけですね。 |
| B博士 |
そうです。現在のように環境問題がクローズアップされ、新鮮で安全な食料が求められる時代では、農薬利用は出来るだけ控えたく、マルチ資材の選択に当たっても、その考慮が大切です。KOマルチシリーズは時が求め、それに即応した製品です。
KOフイルムを張る場合には銀色がかった面を表にします。 |